心より、うさぎさんのご冥福をお祈りいたします。大きな病気とも戦いながら、うさぎさんも飼い主様も頑張っていたのですね。定期検診でも問題ないという言葉は、本当に心強いことだったと思います。それでも、体調が急変してしまうこともやはりあることなのですよね。年齢も高齢でしたので、うさぎさん自体にもわからないうちに、体調の変化が起こってしまったともいえるのかもしれません。こうできたのではないかという後悔の念などのお気持ちもお察し致します。ですがどうぞ、気を落とし過ぎないように、７年過ごした日々を思い出していただきたいと思います。思い出を振り返るまでには、まだまだ時間がかかるかもしれません。悲しい気持ちは我慢しないでよいのですから、悲しみが思い出に変わるまで、時間が過ぎることを心待ちにしましょうね。ご質問についてですが、それぞれデータとして上がっているものなどはないようなので、正確なところは申し上げられないようです。性別での寿命の違いなども、それぞれの個体や飼育環境、食事内容などで変わってくることですので、大きな違いはないといわれているようです。去勢、避妊手術に関しても、今のうさぎ事情では、受けた方がよいという傾向があります。ただ、この点に関しても、飼い主さんの判断と、お願いする獣医師の考え方などでも変わってくることでしょう。去勢、避妊手術を行ったからといって、生殖器系の病気にかからないということではなく、かかりにくくなるということです。手術を行っても病気になる確率は残されているということです。同様に、手術をしないから１００％病気になるということもなく、それぞれの個体の体の強さ、弱さが症状に現れるのだと思います。雄の場合の去勢については、手術をすることで長生きする傾向があるということはいわれているようですが、これにも個体差や環境などが左右することですので、断定できることではありません。手術のリスクの高さは、避妊手術のほうが高いとはいわざるを得ないと思います。オスの去勢の場合は、開腹せずに済ませられますので、避妊手術よりはリスクが低いとはいえると思います。避妊手術は開腹することになりますので、それに伴いリスクが高くなります。ただし、いずれも麻酔を取り入れることには変わりありませんので、それぞれのリスクはあるということです。手術ひとつとっても、行う獣医師の考え方などでもまた変わってくることなのだと思います。ですから、手術をと考える時には、診ていただいている獣医師、お願いする獣医師とじっくり話し合われることが必要になってくると思います。不安を取り除いてもらえるように、時間をかけて相談に乗っていただきましょう。うさぎさんと一緒に生活するには、いろいろなことを考えさせられることではあります。それは小さいながらも命のある生き物であるからこそなのだと思います。ひとつの命を預かるという気持ちも持ちながら、一緒に生活するということも大事なのかもしれませんね。来年はうさぎ年です。きっとうさぎさんが一年を見守ってくれることだと思います。辛いお気持ちが大きいと思いますが、どうぞお体ご自愛くださいませ。