お年頃のうさぎさんでもありますので、そのうさぎさんの個性ということのほか、年齢的なことで見られている行動という場合もあると思います。思春期を向かえていれば、より神経質になってしまったり、また女の子ですので、ケージの中の自分の縄張りに強い執着を持っている場合もあります。構ってほしいという表現を行動で起こしているということでも、いざとなると「あれ、抱っこされる？」などとこれまでのことを感じて、一番安全なハウスの中へ入ってしまうということは予測できることだと思います。旦那様に対しては見せないということには、飼い主さんの役割を感じていることでもありますから、とても賢いうさぎさんなのでしょう。ケージの扉を開けることによって、外に出されるという法則があるのかもしれませんから、甘える素振りを見せた時、ケージの扉は開けずにアクションを起こして様子をみてはいかがでしょうか。近付いて話しかけてあげることだけでも、コミュニケーションのひとつになりますし、ケージの隙間からでも撫でてあげられることができます。また、ハウスの上に上がった時は違った様子が見られるようですので、このタイミングの時にはケージを開けて対応してみるなど、その時々のうさぎさんの状況なども観察していただきながら、コミュニケーションを取ってみていただきたいと思います。女の子の場合は、大抵気難しい性格を持っていたりするものです。性別による傾向などもありますので、気難しいというマイナスな捉え方ではなく、お姫様だからね！というように前向きな捉え方をしていただくほうが、きっと楽しく過ごしていただけることと思います。はにかみ屋さんだったり、表現がストレートではない（？）奥ゆかしいかわいいうさぎさんなのではないでしょうか。