うさぎさんが見せる行動に変化が見られるようですね。ケージの中から出ないということは、出たいという欲求がないということだったり、出たいのに出られないということが考えられるのだと思います。前者の場合は、体調が優れないという場合もあるでしょうし、他には行動に落ち着きがでてきたということなども考えられるのかもしれません。後者の場合には、ケージの外やケージとの境目などに、これまでとは違う環境があるということだったりして、出にくい環境になってしまっているということもあるのかもしれません。年齢が高齢な場合には、ちょっとした段差も辛くなってきてしまうこともあります。一番に頭に浮かぶこととしては、体調不良のために見せている行動ではないかと考えられますが、食欲も排泄物の状態にも問題がないということですので、他に理由となることがあるのでしょう。季節的には、猛暑を終え秋が訪れてきていますので、気温の変化などによりじっとしていることが多くなる時期ではあります。寒さ対策なども考えていただきながら、ケージの外に出やすい環境を考えてみていただくこともよいのではないでしょうか。また、飼い主さんが外に出してあげて、どういった行動を見せるのかを確認してみてもよいでしょう。それでも外に出たがらないという場合は、ケージの中で過ごしたいといううさぎさんの気持ちなのだと受け止めていただくことも大事なことかもしれません。そして、今後も注意深くうさぎさんを観察していただいて、少しでも不安がある時には、獣医師に診ていただきたいと思います。体調の変化がなくとも、健康診断を兼ねて一度診ていただくことをお勧め致します。問題がなければ安心して過ごしていただけますからね。