うさぎさんは自分に対して、行動を起こされることに警戒することも少なくないのですが、撫でられることに慣れ、それが気持ちのよい時間であると理解してくれることで、撫でることを催促するほどにもなるようです。今回のうさぎさんも、撫でてもらうことが好きなようですね。撫で続けられることが嫌ではなく、逆に気持ちが良い状態で眠ってしまう体勢に入っているような印象もあるようです。通常うさぎの場合は補職される動物ですので、私たちでいう眠るという状況よりも、何かあった時にすぐ対応できる程度の休息を取るということではあると思います。ペットうさぎの場合には、取り巻く環境に危険がありませんので、こういった本能が薄れてきている場合もあるのかもしれません。うさぎさんの中には、パタンと横になって、目も閉じてぐっすり寝ている子などもいるようですからね。ただ、痙攣したような症状が見られたようですので、この点には注意が必要かもしれません。病的ではないとはいっても、体に休息している時とは違う状況が見られたともいえるのでしょうから、今後は注意深く観察していただくこと、痙攣させずにすむようなコミュニケーションの取り方、止め方などを考えていただくことも大切なことだと思います。またもし、普段過ごしている中でも、不安な状況が見られたという時には、今回の状態がそのサインだったとも捉えられることなのかもしれえませんので、心配がある時には診ていただいている獣医師に是非ご相談いただきたいと思います。