ほりほりハウス用のチップはもみの木でできたチップです。これはうさぎさんのかじり木などに使われる素材ですので、安心して遊ばせてあげることができます。衣装ケースをハウスの代用としてご使用いただいてるとのこと、段ボールなどを齧ってしまう子の場合には、とてもよい案だと思います。これまでは衣類の中で遊んでいるような素振りがあったようですので、このうさぎさんにとって、その使い心地といいますかそう感じるものが、新たに取り入れたチップとは違うということを感じているのでしょう。いつもと違うと警戒していたりするのかもしれません。うさぎさんにも個体差がありますので、興味の示し方も様々なのだと思います。もしかしたら今回のうさぎさんの場合には、衣類などの布製品が好きという可能性もあるのかもしれませんね。ケースに穴を空けていただいたりと、工夫もされていらっしゃるようですので、うさぎさんにも振り向いていただきたいところです。衣類を入れていらっしゃる時ですが、うさぎさんはいたずらするほか、それを食べてしまっているような素振りはありませんでしたでしょうか。食べてしまっているような場合には無理ですが、食べることはしていないということならば、大好きだと思われるこの布類を一緒に入れていただいて、このお手製ほりほりハウスに誘導してみることもできるのかもしれません。また、衣装ケースにチップを敷いたということですから、足元が滑りやすいという環境が推測されます。衣類が敷いてある時には、中に入っても滑りにくい環境であったのかもしれませんので、衣装ケースに木製のすのこや、これまたいたずらしないようならばマットなどの布類を敷いてから、チップを入れてみていただくことで、滑りにくく遊びやすい環境を作ってあげられるかもしれませんよ。それそれのうさぎさんでそれぞれの行動を見せてくれることですので、これらの方法でも絶対ですとは申し上げられませんが、よろしければお試しいただきたいと思います。それから、音のなるおもちゃですが、うさぎまんじゅうやミニフニブタトイウサギなどでしょうか。これらの場合には、飼い主さんが音を鳴らしてあげてうさぎさんの興味を引くということができます。また、これらの上に乗ったり、口で放り投げたりなど、うさぎさんが大きくアクションを起こしていただくことで、音がなるともいえるのかもしれません。今回のうさぎさんのように、大事に優しく扱ってくれる場合には、この音がなかなか鳴らずに意味をなさないこともあるでしょう。音に興味を示してくれるようなうさぎさんの場合には、飼い主さんがおっしゃるように鈴などをつけていただいてもよいのだと思います。ただし、その鈴を齧ったりすることがないように、注意深く観察していただいて、いたずらしないことを確認してから与えていただくことが必要になってくるのかもしれませんね。