ペレットの切り替えを行ったという変化が、少なからず関係しているような印象があるようです。もちろんペレットによるものということだけではなく、この時の体調などが加わって、食欲がなくなったなどの変化が見られていたのかもしれません。この夏はたいへん暑かったですから、うさぎさんの体調にはこの環境が左右したということも充分に考えられます。年齢や体格、そしてどういったペレットへの移行をされたのかということでも、その状況が変わってくることですから一概にいえることではないですが、今一度うさぎさんの体調をみていただきながら、うさぎさんを取り巻く環境全体を考えていただくことが大切だと思います。食事量は一定しているようですが、ペレットの栄養成分などもよくみていただいて、適切であるかどうかを確認していただきたいと思います。野菜なども一度に多くの量を与えてしまうようですと、消化システムがまた異なってくることでもありますから、慎重に考えていただくことは大切です。お腹が鳴るという状況は、通常とは異なった状況であるといえると思います。お腹の調子がいつもとは違うよ！というサインといえるでしょう。腸の動きがうまくいっていない、弱っている時などにお腹が鳴るともいわれています。軟便も見られているようでもありますので、お腹の消化システムに不具合がおきている可能性も考えられるようです。また、毛に繋がった糞も見られるようですので、抜けた毛を飲み込んでしまっていて、それが糞の生成に作用しているということでもあるでしょう。食事だけではなく、換毛期なども原因に含まれていたりしているのかもしれません。今もまだ状況が好ましくないというようであれば、今一度獣医師にご相談していただくことも重要なことだと思います。お腹の調子に本当に問題がないのか、与えている食事の内容や、糞の状態なども細かに報告していただいて、病気などのサインではないかということを探っていただくとよいと思います。一時的な夏バテの症状ということであるならば、環境を整えることで体調も戻ることではありますが、心配のまま過ごすよりも、原因がないかということを探っていただくとよいのだと思います。