うさぎさんに与えてはいけない野菜の成分やその理由を理解していただくことで、与えてよいものが何かということが見えてくると思います。小松菜は確かに与えてもよい野菜の中に含まれています。この小松菜は、病院で与えてよいといわれたキャベツや青梗菜などと合わせてアブラナ科の植物となります。このアブラナ科の植物は、与え過ぎることによって甲状腺機能障害を起こすといわれているのです。この点からいえば、小松菜はダメだという理由に繋がるかと思いますが、そうなるとキャベツや青梗菜も与えない方がよいといわれるはずだと思いますので、なぜ小松菜がダメなのか今一度その真意を伺っていただくことがよいでしょう。ちなみにアブラナ科の植物はビタミンCが豊富で抗癌作用があるともいわれていますので、魅力の多い野菜でもあるのです。野菜のそれぞれの栄養成分を知っていただいて、与えられない理由が明確である場合（毒性などがある場合）には止めていただくことが必要です。そして与える量ですが、これはしっかり制限していただくことが重要です。与えてもよいとされていても、与える量を間違えてしまえば逆効果にもなってしまうのです。大量に与えない、継続して与え続けないことで、偏った栄養だけを取り込むということから避けられるのだと思います。目安としては、体重１kgに対して１カップ（野菜を刻んだ状態で）といわれています。（書籍ザ・ウサギ参照）まだ生後２ヶ月ということですので、お腹の調子も安定していない場合があると思います。野菜を与え始めていただいてもよいとは思いますが、まずは極少量からスタートしていただいて、お腹を壊したりしないか注意深く観察していただくことが大前提となるでしょう。うさぎは夜行性に近い動物ですので、朝よりも夜を重点的に考えていただくということがより望ましいと思います。野菜など副食を与えていただくときには、夜に与えていただくことや、朝よりも夜にその割合を多くしてあげることがよいと思います?