７ヶ月という年齢を期に、ぺレットを切り替えるということをお考えのようではありますが、このような大人といえる月齢になったから、ぺレットを換えなくてはいけないということではないのです。上質のぺレットであること、与えている量が適量であること、そしてうさぎさんが健康でいるということがそろっている場合には、その子にとって合った食事内容でもあるといえるのだと思います。ですから、ぺレットを見直さなければいけないという時期が来た時に、よく考えてあげることでもよいのです。摂取する栄養素を制限しなければいけないということや、肥満などでより適したぺレットにしてあげる、高齢などがその理由となるのだと思います。今回のうさぎさんの場合には、数字だけでいえば、体重もまだ増えてもよい状況でもありますので、焦らずにゆっくり考えていただいてもよいようです。かかりつけの獣医師にも体調や体格などを診ていただいて、ご意見をいただくとよいと思いますよ。そして、シルバーブルームを与えていらっしゃるようですが、この年齢であれば、シニアブルームのほうがより適していることと思います。シニアブルームも２歳以下のうさぎさんの場合には、他のぺレットと併用して与えていただくことが望ましいです。ぺレットは堅いものだけがよいということではありません。単に堅いだけですと、歯根へ負担がかかってしまいますからね。ハードタイプやソフトタイプで選ぶと言うよりも、中に含まれる素材の質と粗さを見て選んでいただくことが大切です。シニアブルームはその点からいえば、とても優れたぺレットです。また、当店の一番人気のウールフォーミュラも堅さのあるぺレットですが、水分の吸収もよく口の中でほぐれ易い（よく咀嚼できる）お勧めできるぺレットです。与え方としては、それぞれを朝夕に適量ずつ与えていただくことのほうがよいかと思います。まずは、このうさぎさんの今の状態をしっかり見極めていただきながら、よりよい食事内容を考えていただきたいと思います。そしてぺレットだけではなく、チモシー牧草も大好きなうさぎさんになってもらえるよう、たっぷり与えてくださいね。