牧草を食べない、おしっこや糞の変化、トキソプラズマについて
いつも、Q&A参考にしております。うちのうさちゃんについて質問させて下さい。2歳のネザーランドの♂です。ぴょんぴょん跳ねて、走って一見元気そうなうさぎさんです。(飼い始めてから同じ様な感じです)まず、餌についての質問です。1歳の頃ぐらいまでは、牧草を好んでもりもり食べてくれました。牧草と人参などの野菜、カリカリをバランス良く食べてくれていました。しかし、一時期から牧草を全く食べなくなりました。種類を変えたり、天日干しをしてみたり、他の方のQ&Aを参考に可能なことはしましたが、全く食べない事が続いた頃、奥歯が尖って痛んでいる事に気づき、病院で治してもらいました。その後は、いよいよ牧草を食べさそうと、牧草の袋にカリカリを数日入れて匂いを付けてみたりしましたが、食べませんでした。こちらについては、どうしたら良いのか本当に困っています。食事は、人参やサツマイモなどの固い野菜と小松菜などの葉物にカリカリ少しです。嬉しそうによく食べてくれます。しかし、最近また心配事が出てきました。水分摂取の量がとても増えました。大体、水入れに一日2杯です。それに伴って、おしっこの量も増えました。しかし、以前は白濁色だったと思うのですが、あまり匂いが無い透明に近いおしっこと、う●ちの量が食事の量に対し、極端に少ないのです。ここ3か月くらい続いてます。そして、体を触ると明らかに痩せてきているように思うのです。とても心配です。やはり歯が原因でしょうか。何か思い当たる事がありましたら、御指導下さい。最後に一点、私が妊娠しているのですが、母にうさちゃんはトキソプラズマを持っているのでは??と聞かれました。こちらについても教えてください。
まずは、牧草に興味を示してくれないということについてですが、いろいろ種類の違う牧草を試したり、与え方を工夫されているようですが、それでも食べてくれないということのようです。こうなると、日頃の食事内容、そしてその量を見直してみることが必要になってくるのだと思います。美味しいものでお腹がいっぱいになってしまっているのであれば、牧草に対しての興味も薄れてきます。野菜の種類も少なくないようですから、ぺレットも合わせて、全体量がどの程度なのかを確認することは必要だと思います。このうさぎさんに対して、決して多いという量ではないのであれば、まだまだ工夫をしながら与え続けるということが大事です。あきらめてしまっては、それで終わりですからね。遊びが好きな子であれば、「チモシーバー」のように編んだタイプの牧草や、コミュニケーションを取りたがるうさぎさんならば、飼い主さんが直接手から与えて、食べ慣れるようにしてあげることもひとつの方法です。また、ぺレット状の「純 ぺレット牧草」や、ぺレットではありますが、より歯を使い食べる事ができる「シニアブルーム」なども取り入れていただくこともよいと思います。是非ご検討ください。次に、摂取する水分が増えたということについては、たくさん飲むことで、たくさん排泄するようにはなりますよね。そのことで、おしっこの濃度にも変化があることも事実です。色が薄く、においも薄くなってきているということに、このことが当てはまる印象もあります。ただ、糞の大きさが小さくなってきたということ、それが続いているということには、ちょっと不安もあります。牧草を極端に取り込んでいないわけですので、繊維質が不足しているということは考えられると思います。余分だとされる繊維質には、排泄を促す効果もありますので、それが不足しているということは、大きく立派な糞が見られず、小さい、不揃い、黒いなどの糞が排泄されることでもあるのです。体重が減ってきているということなどと合わせて考えると、水分の多量摂取や、透明なおしっこなども病気のサインでは?と捉えられることもできるのかもしれません。うさぎは病気などで体調が悪くなると、体が酸性に傾きます。こうなるとおしっこのカルシウムは尿中に溶けてしまうので、本来の白濁の状態にならずに透明になります。そして多飲するとき、腎機能などにトラブルがあるという場合もあるようです。食事をしっかり取りながら体重が減ってくるということは、単純に考えれば栄養を吸収できていないということでもあります。吸収できない体調であるということでもあるわけですから、歯に原因があることなのか、それとも別の問題があるのかということをふまえていただいて、再度かかりつけの獣医師にじっくりご相談いただくほうがよいのではないかと思います。最後にトキソプラズマに関しては、うさぎにもこのトキソプラズマという寄生虫が感染する可能性がありますが、まれなようです。猫の場合には、糞の中にこの寄生虫を排泄するのです。糞尿を触ったらしっかり手洗いをするということは、このことからいわれているのです。ですがうさぎにはそれがありません。うさぎにはその経緯がないとはいっても、排泄物の処理の後には、しっかり手荒い、うがいを行う事は、妊婦さん以外でも必要なことです。うさぎが感染する場合としては、感染した猫の排泄物で汚染された野草などを食べてしまうことなどで、感染するようですので、うさんぽなどを控えたり、その場所をより吟味することなどで防げることなのだと思います。また、もしうさぎに感染したとしても、うさぎの場合には、体内の筋肉の中など寄生虫がいるようなので、それを直に触る事がなければ感染しないといえるのだと思います。ペットうさぎとして一緒に暮らしている環境では、感染する可能性はかなり低いのだとおもわれます。それでも、妊娠中はよりデリケートな状態でもあるでしょうから、うさぎさんと触れあった後、掃除の後などには、手荒いうがいを欠かさずに行っていただくことがとても大事なのだと思います。
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