今回のご質問の中のベビーフードと称されているものは、乾燥野菜やひまわりの種なども加わった餌のようです。牧草とぺレットをしっかり食べることが出来ているうさぎさんということでもありますので、あえてこの嗜好性を高めたぺレットを与えずともよいのではないかと感じます。もし、乾燥野菜や穀類などを与えたいということであれば、元々与えていたぺレットに、それぞれを適量与えることでクリアできることです。牧草もぺレットもきちんと食べることができているわけですから、今与えているベビーフードは与えていただかなくてもよいと思われます。栄養の面から、野菜なども食べてもらいたいということもあるようですので、乾燥野菜でももちろんよいですし、生の野菜などもそろそろ与え始めていただきてもよい状況だと思います。うさぎさんごとで好き嫌いもありますので、どんなものが好みなのかをいろいろ試してみていただきたいですね。初めて与えることにもなるでしょうから、お腹の調子も見ながらということが大事になってきます。与える量はほんの少量からということが大切です。生野菜の場合には水分を含んでいますので、与える量が多いとお腹をこわすこともありますからご注意ください。与えてよい野菜を、きれいに洗って、また水気もしっかりきってから与えましょう。また、乾燥野菜などは食べる食べないが与えてみないことにはわかりませんから、小袋などで販売されているものから試してみるとよいでしょう。乾燥野菜の場合にも、ごく少量を与えて様子を見てください。穀類の場合には、エン麦や圧ぺん大麦などのほうがうさぎさんに適しています。もちろんこれも与える量をしっかり管理しましょう。そして、順調に成長してきている場合には、ぺレットの量も制限してあげる時期がやってくると思います。適正体重（骨格や肉付きでその子ごとの体重がわかりますから、専門店や獣医師に診ていただいてください）の３～５％量のぺレットが一日に与える量となりますので、朝晩に分けて与えてあげてください。与える時に餌入れに残っている場合には、それを空にして、新たに与えていただくことがよいですね。