夏の時期など飲み水の量が増えることは結構聞かれることではあります。また食事の内容（牧草やペレット）が変わったりすることでも、飲む水の量に変化が見られる場合もあるようです。多飲多尿の状況が見られる時で考えられる病気としては、慢性腎不全、糖尿病、肝不全などのほか、うっ滞や毛球症、粘液性腸疾患、腸性毒血症などの疑いがあるようです。これまでどの程度の量を飲んでいて、今の量に変わったのかということも考えていただきながら、うさぎさんからのひとつのサインとして受け止めていただいて、獣医師にご相談いただくほうが安心だと思います。換毛期が終えるあたりからということは、毛球症などの疑いも出てくる場合もあるでしょう。食欲も元気もあるということではありますが、診ていただいて心配がいらないとわかれば安心できるのですから、専門家である獣医師にきちんとお調べいただきましょう。