生後３ヶ月ほどのうさぎさんですから、まだまだ成長期です。体つきはしっかりしてきたようにみえるでしょうが、まだ子うさぎさんといえるでしょう。ぺレットの量に関してですが、この子うさぎさんに対しての与え方は、食べ放題と考えていただいてよろしいかと思います。十分な栄養を必要としている時期（成長期）ですので、しっかり与えていただくことが重要です。ただし、食べ放題といっても決まりはあります。朝晩とぺレットを与える時に、餌入れが空っぽになっている量がそれぞれのうさぎさんの適量となります。この適量を見極めて与えていただくことが必要です。うさぎさんの体つきというのは、子供の時期に与える餌の量で大幅に変わるということではないようなのです。この時期に多くの餌を与えたからといって、体が大きくなった理由には値しないと思います。大きくなる子は、もともとのサイズ（親からの遺伝など）が大きく成長するような個体ということです。もし、親うさぎなどがわかるようであれば、この子がどう成長するかの目安にもなりますので、お迎えしたショップなどでお伺いされることもよいと思います。また、その子その子で適正体重が異なってきます。このうさぎさんの適正体重をお知りになることも大事なことかもしれません。骨格や肉付きで違ってきますので、ショップや獣医師などに体つきをみていただくとよいと思います。生後６ヶ月となれば、大人の仲間入りといえる年齢でもあります。４～５ヶ月ごろから、ぺレットの量を制限してあげる環境を作っていただいて、それに伴い少なくなったぺレットを補うように、新鮮なチモシー牧草をたっぷり与えるという食事内容が好ましいと思います。この時のぺレット量の算出方法が、適正体重（標準体重）の３～５％量を一日量として、朝晩に分けて与えてあげることになるのです。５％程度から始め、最終的には３％などの少なめの量というのが、現在のうさぎ事情となっているようです。