うさぎさんとの生活を控えていらっしゃるのですね。食事は私たちもそうですが、体を作る、維持するために大変重要なことです。子うさぎさんは特に、これから成長するその体を作るために、この食事の内容が重要になってきます。栄養価がしっかりあるぺレットを主に、牧草は多過ぎない量を与えていただくようになります。ぺレットはアルファルファ主体で上質のものがよいです。甘みをつけたものや、穀類やフルーツなどが混ざってしまっている、嗜好性を高めただけのものは適しません。お迎えするショップで与えているぺレットをそのまま引き続いて与えていただくことが基本となるのですが、その内容を確認することはとても大事なことだと思います。もし、最適なぺレットでないという場合でも、急に切り替えるということはしないで、時間をかけながらよりよいぺレットに替えていってあげることが大事です。子うさぎさんは環境が変わったことでもストレスとなりますし、そこで食事の柱であるぺレットを替えてしまうと、お腹の調子を崩してしまう場合がありますのでご注意ください。そして、牧草に関しては、アルファルファ牧草でも、チモシー牧草でもよろしいと思います。ただし、その量だけ与え過ぎないことが大切です。成長期であるときにたくさんの牧草（繊維質）を与えることで、成長不良を起こしてしまううさぎさんもいますので、朝夕ひとつかみ程度の量が適しています。生後３～４ヶ月頃までは、ぺレットは食べ放題（朝夕に与える際に、餌入れが空っぽになっている量がその子の適量です）、牧草は朝夕ひとつかみということをお勧めしておりますが、お迎えするショップで、どういった与え方がよいのか、そのうさぎさんに適している内容がどうなのかということを、きちんとお伺いしていただくことが重要だと思います。うさぎさんがこれまでどう成長してきているのかを理解しているのは、お迎えするショップさんでもありますからね。