ぺレットの切り替えには、ある程度の時間をかけながらということがとても大事なことです。急激に替えてしまうことで、お腹の調子を崩してしまうこともありますから、慎重に行いましょう。新旧のぺレットの割合を半々ずつということですが、切り替えるぺレットをはじめはもっと少なめの割合でスタートでもよいのです。今回のうさぎさんのように、食に対してとても慎重な子の場合には、それでも残すこともあります。ですが全体量をしっかり管理して続けることで、徐々にうさぎさんも受け入れてくれるようになります。それから体重の増加が本当に見られているのか、適正体重を過ぎてしまっているのかという、根本的なことも確認していただくことが大事です。体重が増えてきているということがあるのならば、まずぺレットの量が多くないかということを考えてみていただきたいです。それには適正体重が重要になってきます。その子その子で適正体重が異なってきますので、その体重の３～５％量が１日のぺレット量の目安となります。この範囲に留まっていないという場合には、まず量を適量にしてあげるということが大事なことになるでしょう。牧草はたくさん食べてくれる子のようですから、ぺレットを制限するようになった場合には、よりこの牧草（チモシー牧草）を食べることができるようにしてあげてください。体重の管理もすぐすぐ結果が見えることではありません。逆にすぐ体重に変化があるという場合には、うさぎさんの体に無理をさせているという解釈もできます。焦らずゆっくり取り組むことが大切ですなのです。