ペレットの違いをきちんと感じているうさぎさんのようですね。急遽与えたペレットが、より食べやすい、美味しく感じるということがあるのかもしれません。私たちでもおやつなどを好んで食べたいということと同じことなのだといえるでしょう。嗜好性が高くとも、うさぎさんに適した上質のペレットであるのならば、そちらに切り換えてあげるということも一理ありといえるでしょうが、ウールフォーミュラはとてもよいペレットですので、こちらを食べていたことを思い出してもらいたいところですよね。掻き出して食べずに落としているという状況でもありますが、お手元にウールフォーミュラがあることと思いますので、まずそちらを食べてくれるようにチャレンジしていただきたいかとも思います。始めは混ぜて与えていただいてよいと思いますが、その量はきちんと管理しましょう。落として食べられなかった分は、たっぷりのチモシー牧草を与えることで補うということで、様子を見ていただいてよろしいのではないかと思います。１歳を過ぎたうさぎさんでもありますので、体の成長も落ち着いていることと思います。ある程度の栄養価を取ることができれば成長過程等の不安などもないといえるでしょう。掻き出して落としたら食べる分がなくなるということを知ってもらいましょう。それでも全く状況が変わらないという場合には、今一度ペレットを見直すということになると思います。与えているペレットが果たしてこの子にとって適したよいペレットであるのかということです。嗜好性が高いものでも、上質なペレットということもありますから、それならば、こちらに切り換えるということでもよいわけですから、よく調べてご検討いただければと思います。それからシニアブルームに関しては、１歳のうさぎさんでもありますので、シニアブルームだけを与えるということにはまだ年齢的に達していないともいえます。生後６ヶ月から２歳までのうさぎさんの場合には、他のペレットとシニアブルームを２：１の割合で与えていただくことが望ましいようです。