牧草は不正咬合の予防にはならないの?
こんにちわ。いつも店舗と通販でお世話になってます。ところで今回はちょっと気になる記事を雑誌で読んだので質問してみました。今までうさぎの主食は「チモシー」、副食として「ペレット」と飼育書にもうさぎ専門店でもいってたと思うのですが、先日読んだうさぎ専門誌では、主食はペレット、チモシーはおやつ程度、と書いてありました。チモシーを食べると、不正咬合予防になるのは間違いですともありました。ペレットは様々な栄養素が含まれているので、チモシーで足りない栄養素を補うため、ということで、チモシーは絶対に食べ放題、獣医さんによっては、週に1度はペレットだけの日をもうけてもいい、という考えがあるときいていました。ところがこれと正反対のことが書いてあったので、実際はどうなんだろう、と思っています。ペレットだけだと、軟便になりますよね?でもそういうことは何も書いてないんです。うさぎという生体が研究されてきて、飼育方法がかわっているのでしょうか?しっぽさんではどうお考えですか?教えていただけたら幸いです。よろしくお願いします。
いつもご利用いただきましてありがとうございます。さて、牧草を食べてもらうことでの効果としては、毛球症の予防に歯の適切な摩耗、腸内細菌の安定やストレスの軽減などが考えられ、うさぎさんの健康管理には大変欠かせないものだと考えております。チモシー牧草など繊維状になっている物をすりつぶす事で、うさぎの歯は自然に摩耗されていきます。この動きは左右に水平に動きます。この動き(すりつぶす)が必要ない食生活をしていると、上下(垂直)の動きが多くなり、水平の動きが苦手になってきます。これが結果として臼歯が延びていくことになる原因のひとつとなり得ることだと思います。また同じ食事の内容では同じように臼歯を使います。牧草だけですと牧草が食べられる程度の使い方であるとも解釈できるのかもしれません。この点から考えれば、不正咬合の予防にはならないという声に、もしかしたら一理あるのかもしれませんね。栄養面ではなく、歯の健康を考えるとき、いろいろな種類の食事(木の皮、穀物、野菜、わらetc)を考えていただくとよいのだと思います。不正咬合は遺伝によって見られることもありますから、このことなどからも牧草は予防にならないといった考えをもつ場合もあるのかもしれませんね。ですが、牧草を食べることで歯のトラブルを避けることができるといえると思います。様々な食事の内容、そして牧草自体も葉の部分から茎の堅い部分まで、余すとこなく食べてくれることが望ましいと思います。
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