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トップ > 飼育講座 > 第26回 うさちゃんの主食・牧草① 牧草に使われている用語

2022年10月26日 掲載

第26回 うさちゃんの主食・牧草① 牧草に使われている用語

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牧草に使われている用語の意味を知ろう

うさちゃんが主食として食べている牧草は、1年を通して入手しやすく、さまざまな種類や加工方法があります。
一般的に流通している牧草について使われている代表的な用語について解説します。



【用語1:イネ科とマメ科】

牧草とは家畜の飼料として栽培される植物のことで、「イネ科」と「マメ科」に分かれます。
イネ科にはさまざまな種類があり、葉が長い形状をしているのが特徴。飼料だけでなく私たちが食べているお米や麦などもイネ科です。繊維質が多いため、うさちゃんの消化管を活発にしてくれる作用があるとともに、歯の長さを適切に保つことができます。
マメ科は葉が丸い形状をしていて耐寒性があり、イネ科に比べるとたんぱく質やカルシウムの含有量が多く、嗜好性が高いのが 特徴です。


イネ科
写真提供/有限会社ウーリー 




マメ科



【用語2:1番刈り・2番刈り・3番刈り】

成長が早いチモシーなどは、ある程度の草丈に育つと茎の根元を残して刈り取られます。刈り取られる時期は、春から冬の初め頃。刈り取った順番によって「1 番刈り」、「2 番刈り」、「3 番刈り」と3 つに分類され、繊維質の多さややわらかさなどにそれぞれ違った特徴を持っています。
1番刈りは、茎が太く硬めとされていますが、花が咲く前に刈り取られる早刈りのチモシーは茎が細くやわらかいなど、収穫時期などによっても違いが出てきます。



1番刈り(収穫:春〜初夏)
茎が太く硬さがあり、繊維質や土から吸収したミネラルも豊富。収穫時期が早い「早刈り」は、葉や茎が細くやわらかくなります。




2番刈り(収穫:夏から秋)
1番刈りより穂が少なくて葉が多く、茎や葉は細くてやわらかいので、嗜好性は高いですが、粗たんぱく質が多く粗繊維などは減ります。




3番刈り(収穫:秋から初冬)
2番刈りより茎や葉は細くてやわらかいですが、粗たんぱく質が多く粗繊維などは減ります。収穫場所や時期が限られるため、生産量は少ないです。



【用語3:シングルプレス・ダブルプレス】

収穫して乾燥させた牧草は運搬用に圧縮(プレス)されます。このとき、緩やかに圧縮されたものを「シングルプレス」、強く圧縮されたものを「ダブルプレス」と呼びます。シ
ングルプレスは牧草を比較的いい状態で保つことができますが、ダブルプレスはシングルプレスをさらに機械で圧縮するため、茎や穂がつぶれてやわらかい状態になります。粉っぽさもありますが、つぶれているため香りがよくなり嗜好性が高くなることもあります。
ダブルプレスは圧縮される分、輸送コストが抑えられるので、シングルプレスに比べて安価となっています。



【用語4:グレード】

牧草には種類にかかわらず、品質によってグレードと呼ばれるクラス分けがあります。
最上級グレードから「スーパープレミアム」、「プレミアム」、「ナンバーワン」、「ナンバーツー」と分けられます。その時期に収穫した品質のよいものから、順位付けされます。



【用語5:天日干し・機械乾燥】

刈り取った牧草を乾燥させるための方法として、屋外で自然光と風により乾燥させる「天日干し」と、室内で熱風機により乾燥させる「機械乾燥」があります。
広大な畑で牧草を収穫するアメリカなどでは天日干しをします。天日干しの場合は刈り取った牧草を畑にこんもりと広げ、途中裏返しなどをして、通常 5日間くらいかけてまんべんなく乾燥させます。
一方、雨が多い日本では機械乾燥のケースも少なくありません。機械乾燥の場合はガスなどを用いて特殊な方法で少しずつ乾燥させていきます。天日干しに比べて時間がかからず牧草の成分変化を最小限に抑えられるため、鮮度や栄養素を保ったままの牧草に仕上がり、色も牧草の鮮やかさを保っています。



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